基礎知識

太陽光発電の本当の購入価格

昔は高額商品の代表選手のようなものであった太陽光発電システムも、
現在はだいぶ価格がこなれてきて、購入しやすくなりました。

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資金エネルギー庁によると、1kw当たりのシステム価格は、
1993年度に370万円であったものが、2013年度には40万円にまで低下しました。
(2018年では、約30万円です。)

20年間で約10分の1にまで下がったことになります。
過去にご購入された方には申し訳ないのですが、これは非常にお買い得です。

ちなみに、私も設置から20年経っていますが、元は取れ今でも安定稼働で発電してくれています。

ちなみにここで言う1kwとは、1wの1000倍、つまり1000wをさします。
1000wと言えば、ちょうどトースターの消費電力と同じくらいになります。

ご家庭にあるトースター1台分の電気を作るために、
30万円かかると考えるとちょっと高いと感じるかもしれませんが、それは大きな勘違いです。

なぜなら、その30万円かけた1kwのパネルは、一瞬ではなく、
太陽光が当たっている間は常に1kw近い電気を発電し続けてくれるからです。

それに対して、一日のトースター使用時間はわずか3~4分でしかありません。

ちなみに、30万円のパネルを10年間使い続けるとすると、1年あたり3万円です。
30年間使えば、1年当たり1万円です。

しかし、そこから生み出される電力量は、1年間の合計で言えば大変な量になります。

太陽光発電の本当の価格

ちょっと計算してみましょう。
1kwのパネルは、1日に約3.3kw発電すると想定できます。

ここで言うkwとは、1時間当たりの電力量を指すもので、
3.3kwhならば、3300wの家電製品を1時間使い続けられるくらいの電力量になります。

具体的に言えば、アイロン3台を1時間使い続けるくらいの電力量を
1kwのパネルは1日に発電できるのです。

一日に3.3kwhを発電するパネルを、1年間365日稼働させたとすると、
その総発電量はおよそ1204.5kwhになります。

これをもし全て売電したとすると、1kwh当たり28円ですから、1年間で33,726円になります。
10年間で言えば、337,260円になりますから、
確かにパネルを30万円で買っても、元が取れる計算になります。

ちなみに売電できるのは余剰電力だけですから、この計算はあくまでも机上のものになります。

実際には、発電した電力を全て売電できるわけではないので、
売電収入だけですぐに元を取れるわけではありません。

ただ、自家消費分の電気は日中発電している間はただで使えることになるので、
電気代削減になり、その差額も収入として合わせましょう。

いずれにせよ、現在の太陽光発電システムは、非常にお客様の財布にやさしいものになりました。

と、このように説明すると、
では来年、再来年になればもっと価格が下がるのではないかと考える人もいるでしょう。

確かにその可能性はゼロとは言い切れません。
パネル自体の価格は、技術の進歩によってこれから下がる可能性がありますが1年で下がる金額も知れています。

同時に補助金や売電単価は減少していきますので、その点を加味して
購入を検討する必要があると言えます。

20年前に設置したわが家の太陽光パネルも今もなお、
安定稼働しており、早く設置してよかったなとメリットを大いに感じています。

今のパネルは昔のものより圧倒的に性能も良いので、
半永久的に発電し続けますし、早くから設置したほうが、得だと私は思います。

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