基礎知識

太陽光発電パネルの変換効率とは?

例えば4kwシステムであれば、パネル面積はメーカーによって異なりますが、
20平方メートルから25平方メートルは必要でしょう。

同じ4kwでも必要とする面積が違うのは、太陽光発電パネルの変換効率が異なるからです。
変換効率とは、1平方メートル当たりでどれだけ光エネルギーを電気エネルギーに変換できるかを示したものです。

つまり、変換効率が高いほど、少ない面積でもより多くの電気を作れるわけです。

変換効率

この変換効率が各メーカーによって異なるため、
同じ4kwを発電するためであっても、必要な面積が異なってくるのです。

では、変換効率が高いところがよいメーカーで、低いところは悪いメーカーなのかは、一概には言えません。
まず、そもそもの技術の違いがあります。

現在の太陽電池は、大きく分けるとシリコン系と化合物系、そして有機系の3種類に分けられます。
このうち有機系はまだ実用化されていないため、商品化されているものは、シリコン系と化合物系の2つになります。

シリコン系の代表は結晶シリコン太陽電池で、化合物系の代表はCIS太陽電池になります。
結晶シリコン太陽電池は、最も古くからあるもので、現在の市場の9割近くを占めています。

それに対して化合物系のCIS太陽電池や、同じシリコン系でもアモルファス(薄膜)シリコン太陽電池などの新技術は、
製造コストを抑えることができたり、軽くて屋根に負担がかからなかったりなどの
いろいろなメリットがあるものの、まだ研究開発途上でそれほど普及していません。

このように、各メーカーがさまざまな技術を用いているために、
変換効率や製品特性、価格に差が出ているのです。

現在のところ、最も変換効率が高いのは、単結晶シリコンとアモルファスシリコンを組み合わせた
HIT太陽電池だと言われています。

それに対して多結晶シリコン太陽電池やCIS太陽電池は、変換効率はそれほど高くないのですが、
製造コストが安価であると言われています。

そのため、屋根の面積に余裕がある場合は変換効率が低くてもコストのかからないCIS太陽電池、
屋根の面積が狭くてできるだけ変換効率を上げたい場合には、HIT太陽電池などが選ばれることが多いようです。

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