基礎知識

発電量は日射量に左右される

太陽光発電の発電量は、設置環境によって異なります。
一軒一軒屋根の大きさや形、向きや角度などさまざまなため、オーダーメイドと考えましょう。

そのため、十分に「もうかる」かどうかは、シミュレーションをしてみないと分かりません。
標準的な屋根でであれば、10位年以内に元は取れ、設置状況により、その年数が早まるかどうかです。

そして、やはり日射量というのが、重要になります。

例えば、夏の北極圏では一日中陽が沈まないと言われていますから、
太陽光発電には最も適した環境と言えるかもしれません。

しかし、北極圏では冬になると一日中夜が続くそうですから、
年間を通してみるとあまり変わらないと言えるでしょう。

それどころか、経緯の高い北極圏は、赤道付近に比べて日射量が少なくなりますから、
実際にはあまり効率のよくない地域になります。

赤道に近く、年間通して気温の高い地域は、それだけ太陽光からの日射量が多く、発電量も高くなると言えます。

ですから、日本国内でおおざっぱに言えば、沖縄や九州などは、
北海道に比べて、発電量は高いと言えるでしょう。

もっと正確に日射量を知りたい方は、気象庁の出している年間日照時間のデータを見てみるといいでしょう。

気象庁統計情報によると、太平洋側は総じて日射量が多いですが、
北海道から中国地方にかけての日本海側の日射量が少なくなっています。

これらの地域は降雨や積雪が多いため、晴天の多い太平洋側に比べるとどうしても不利になってしまいます。

日射量による発電量

ちなみに、ここで言う年間日照時間とは快晴の時間のみをさすわけではなく、
太陽電池が微量でも発電できるくらいの日差しの時間も含んでいます。

曇天であっても発電はしますが、当然快晴時よりもその量は当然劣るため、
ここで言う日照時間がそのまま発電量と比例するわけではありません。

北海道や東北が、四国や九州よりも日射量が少なくなってしまうのは確かです。

ただ、北海道や東北が、太陽光発電に向いていない地域だというわけではありません。
実際に北海道にはいくつもメガソーラー施設もつくられていますから、
そんなに単純に判断できるわけではないのです。

例えば、赤道に近くなればなるほど、確かに日射量は多くなります。
しかし、熱帯や亜熱帯の地域には雲が多く、太陽から光をさえぎっていることも多いのです。、

同じ九州であっても内陸部の山岳地帯には雨が多く降るため、
沿岸部よりも日射量が少なくなってしまいます。

各地域それぞれを比べたら、日射量の大小はありますが、
現在の太陽光発電システムは、高性能で価格も安くなりましたので、十分に設置するメリットが大きいです。

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